FXのスワップポイントは「おまけ」で「目的」にしてはならない理由とは?

昔からFX投資の勧誘文句で「スワップポイント」というのがあります。

通貨を購入し保有しているだけで金利がつくという仕組みです、最近では暴落で話題になったトルコリラも高金利でスワップポイントが高くつき人気でした。

私は10年以上為替のトレードをしていますが、スワップ目的でのトレードはしていません。

この記事では私が「スワップポイント目的」FXトレードをしないほうが良い理由について解説。

FXで長期投資スワップポイント生活は資産を失う危険性!初心者こそやってはいけない投資方法

FXトレードといっても長期投資やデイトレード、スキャルピングなど人によりトレード手法はさまざまです。

FXをはじめるきっかけで、「スワップポイント(金利)」目的の長期投資で為替の取引きをはじめる方も少なくないでしょう。

スワップポイントとは通貨を購入し保有しているだけで金利がもらえる仕組みです。

FXでは、為替差益以外の利益を出す方法があります。それは、スワップポイント(金利差調整分)と呼ばれる2国間の金利差から得られる利益のことです。つまり、日本のような低金利通貨を売って、豪ドル(オーストラリアドル)のような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。

引用・外為どっとコム スワップポイントとは?

しかしFX初心者の方はスワップポイント目的でのトレードは私はおすすめしません。

FX取引きをはじめる方、またははじめたばかりで投資の本やネットでの情報で「FXトレーダーのは8割~9割は負けている」など見たこともあるでしょう。

そんな難しい投資に「通貨をもっているだけお金がチャリンチャリン、これで生活しちゃおー」というのは無謀です。

スワップポイントは「おまけ」程度に考えるのが私は良いと思っていて、「目的」にしては負ける要因となります。

FXはなぜスワップポイントを「目的」にしたら危険なのか?

FXは世界的金融危機「リーマンショック」以前はスワップ全盛期でした。

私はFXをはじめたのがリーマンショック後となりますが、相場はまだ底をつける前で反発しては暴落を繰り返している時期。

その頃はミクシーなどのFXコミュニティーが盛んで、いろいろな書き込みを見ているとスワップ狙いの多くのトレーダーが退場している書き込みをちらほらみました。

もちろんスワップポイント目的のトレーダー以外に、私も短期トレードで何回も退場しましたがスワップポイント目的になると引けなくなります。

最近のトルコリラ暴落での退場者が多くでた相場も同じでしょう。

スワップポイントが「目的」で「長期投資」という縛りが、ほんとうはポジションを閉じた方が良い場面(損切り)でも出来なくなる

為替に限ったことではないと思いますが、相場って「このポイント割ったらやばいな」というのが必ずあります。

例えるならドル円が100円台~105円を半年ぐらいレンジでうろうろしている場合、100円割れは必ず意識されます。

100円割ったら一気に96円ぐらいまで、、なんて感じです。

100台~105円のレンジでドル円が上昇すると思って買っているトレーダーは、100円割れで損切りする方は多くでると思います。

しかしこれがスワップポイント目的で購入しているFX初心者の方は、「スワップポイント狙い、長期投資だから

この感情で、安くなったし買い増し買い増しとなる方もいるでしょう。

これが地獄のはじまりとなります。

スワップポイント生活のはずが、赤字ポジションの地獄生活に

FXのロスカット経験がある方はわかると思いますが、「ポジションを増やし、損失が大きくなるほど損切りできなくなる

損切りしたほうが良いのに、、なんてわかっていても損失がふくらむと損切りがなかなかできない

最近のトルコリラの暴落で、大きな損失を出した方の中でわかっていても損切りできない方は多くいたと思います。

最初はポジションを少なくしてレバレッジもコントロールしていても、「安くなったら買い増し」でポジションが多くなりレバレッジも高くなっていき、更なる下落で損失もふくらみます。

もちろん相場が反転して上昇してしっかり利益になることも多くあります。

しかしスワップポイント狙いの多くのトレーダーはポジションを長期保有するはずです、とくにFX初心者は「ただ長期保有する」ということが多く危険な投資方法と言えます。

長期投資にも戦略が必要で、長期投資の考え方については記事にしていますので参考になればと思います。

仮想通貨大暴落!「長期投資」と言う言葉に騙された初心者投資家は馬鹿なの?

FX初心者はスワップポイントは「おまけ」と考えるべき

FXのスワップポイントで「不労所得」という考えは初心者は避けるべきだと私は思います。

長期投資でもしっかり戦略とシナリオをたて、「通貨を買って保有していたらスワップがついた」程度が良いでしょう。

なぜ「スワップポイントはおまけ」と考えた方が良いのか?答えは「値幅の動きの方が儲かるし、損もするから」です。

もちろん値幅の利益も考えているかもしれません、しかしFX初心者は長期投資という言葉で戦略をたてずポジションを保有している事が多くあります。

戦略というのは「損切りするポイント、利益確定するポイント」をしっかり決めていないということです。

最近はトルコリラで退場者が多くでました、トルコリラはスワップポイントが高く人気の通貨。

ほかには南アフリカランドなどもスワップポイント狙いの長期投資で人気の通貨です。

南アフリカランド 長期チャート

南アフリカランド円日足チャート

チャートの赤丸部分が2017年11月となります。

赤〇部分の買っていても最初は利益になりますが、2018年9月現在までの保有でマイナスになっています。

もし赤丸部分で購入し、すぐ利益なって調子よく買い増し!なんてことしたら今の段階では損失は大きくなっています。

次に週足チャートを見てみましょう。

南アフリカランド円

南アフリカランド円 週足チャート

チャート画像赤丸部分が2016年6月~8月付近で、2018年9月の南アフリカランド円と同じぐらいとなります。

  • 2016年11月以降に南アフリカランド円を買って現在まで保有していたら値幅の利益では全員マイナス

チャート画像の安い価格でポジションを建てていても、今回南アフリカランドの場合1年半~2年で全戻し

いやいや、2年近く保有しているからスワップポイントの利益がーー」と思う方もいるでしょう。

ポジションを建て、上昇し調子が良くなってきたら「押し目とかで買い増し」する、したくなるものです。

その買い増しで平均約定価格が上がり、最初に建てたポジションが画像の赤〇付近でも買い増しのせいで全戻しで値幅の利益がマイナス。

そのマイナスがスワップポイントを上回ることになり、結局なにしていたかわからないと結果になります。

じゃあどうすれば良いのか?」と思った方は「戦略をたててトレードしましょう

私の戦略ついての考え方は記事の最初で紹介した記事に書いています。

ほかには高値更新して少ししたら「ポジションを少し決済」など利益を確保しましょう。

利益が出ているなら下落場面でも少しポジションを決済で利益確保。

トレードになれていない方には難しい手法でおすすめはできませんが、利益を確保しながら利益を伸ばせる両建て手法などもあります。

FX 両建て【保存版】FX 両建て手法を極めたら無敵!利益を最大限まで伸ばせる両建てとは?

下落場面で「また上昇してくるだろう~」の適当な戦略のない買い増しは危険。

2017年の仮想通貨バブルでも、あの時「決済して利益確定しておけば良かった」と思っている方は多くいると思います。

トレードは利益を確定することが重要と思ってください、そしてしっかり撤退する(損切り)ところを決める。

戦略のない長期投資は危険ということをFX初心者の方に理解していただければと思います。

FXは「〇〇ショック」という暴落が1年に最低1回はくる

長期投資といって価格が下がったら買い増し、これで1年や2年は利益になる可能性は十分あります。

しかしFXに限らず投資の市場には年に1回は「〇〇ショック」という市場が大きく動く材料がでてきます。

世界的金融危機はリーマンショックは知っている方がほとんどだと思いますが、世界的金融危機ではないけど為替には相場を大きく動かす〇〇ショックが1年に最低1回は起きると思っても良いでしょう。

レバレッジを低くして「ポジションを保有しているから大丈夫」と思っていても、大きな下落にたえれずロスカットになることは十分あります。

1年2年ポジションを放置して利益になっていても、「3年目の暴落ですべて水の泡」になるのが投資です。

スイスショック

ドルスイス週足チャート

赤枠がスイスショックの時のチャートです、2014年6月ぐらいからは買えば儲かる。

しかし2015年の1月15日に大暴落、スイス絡みの通貨で一番変動したのは1日で30%とあります。

ドル円が100円から1日でドル円が70円まで一時下落レバレッジ2倍で取引きしていてもロスカットされるレベルと思います。

スイスショックほどの衝撃はなくても、年に数回は暴落材料というのはでてきます。

そして数年に1回起きる記録的な大暴落に巻き込まれると資金がなくなる可能性や、借金になる可能性があることは覚えておきましょう。

高金利通貨の長期投資なら〇〇ショック後に買う

1年最低1回は〇〇ショックのような暴落がだいたい起きます。

私は高金利通貨に限らず長期投資を最近していませんが、高金利通貨で長期投資をするなら大きな暴落がおきた後に様子をみながらエントリーしていきます。

もちろん〇〇ショックの内容や暴落の内容にもよりますが、暴落材料こそ長期投資にはポジションを仕込む場所と思います。

最近ではトルコリラ暴落、トルコリラ円はここ数年ずっと下落トレンドとなっています。

トルコリラ円 週足チャート

トルコリラ円 週足チャート

私は最近までチャートすら見たことのない通貨でした。

そして私の使用しているメタトレーダーにはトルコリラ円がなく、トルコリラ円のチャート表示できる会社を検索し探したぐらいです。

ツイッターやネットでのニュースでも話題になるぐらいで、退場者も多くでて大きな暴落ネタといっても良いでしょう。

話題になったあとにトルコリラのネタを記事にしました。

トルコリラ見通しは買い!理由は逆指標の神イケダハヤト氏が「短期売り」

8月11日土曜日に記事を書き、月曜日の8月13日がの今のトルコリラ円は底となっています。

暴落話題から1ヵ月たち、4時間足チャートでは試し買いしても良いか?という形になっています。

0912トルコリラ円

トルコリラ円4時間足チャート、4時間足チャートでは方向性のない動きになっています。

ここから又安値更新してくる可能性も十分ありますが、ポジションを損切りするポイントもはっきりしているため試し買いしても良い場面と私は思います。

8月の安値の下に損切りいれるのか、それか反発し下落しきれず一旦とまったラインで損切りをいれるのか?など考えれます。

スイスショック

さっきのドルスイスのチャートですが、暴落のあと大きく反発でスイスショックの暴落後で大きく話題に買ったら利益になっています。

リーマンショックのよう暴落の内容により暴落が長引くこともありますが、大きな暴落後は「長期投資では大きく利益を狙うチャンスになる」ということは覚えておきましょう。

世界的金融危機ですら「ふりかえれば長期投資の絶好の仕込む場所」でした、ふりかえればです。

その当時は「どこまで下落するんだ、、こんなの買えない、、もう終わり、、」と弱気なトレーダーは多くいました。

そんな中ブログで名前はわすれましたが「男売り」みたいな言葉使ってショートばっかりして、資産1億ぐらいいって有名になってた人もいました。

けっきょく相場の転換でおおきく資産減らしてましたが、何が言いたいかと言うと

  • 相場は上がれば下がるし、下がればあがる(全ての相場ではないですが)」
  • 上昇した相場は下落するから利益確保、下落した相場は上昇するから仕込み場所さがす

ここで勘違いしたら駄目なのが「高金利通貨も下落したら上がるんなら塩漬けでいいだろ」と勘違いすること。

FXはレバレッジをかけてトレードしてる方がほとんどで、下落して買い増しとかしていったらレバレッジで下落にたえれなくロスカットとなります。

何度も言いますが戦略をたてましょう、自分の見通しや予想と違う方向にいった場合に逃げる場所などしっかり考えることが投資では重要です。

FX初心者はスワップポイントは「目的にしてはいけない」のまとめ

今回の記事をまとめると、スワップポイント目的の戦略のない長期投資は大怪我の元ということです。

長期投資ならしっかり戦略をたて、スワップポイントはうまくトレンドにのって値幅の利益の「おまけ」と考えるほうがメンタル的にも私は良いと思います。

スワップポイント投資だから~」とかいって塩漬けしていると、そのうち大事な資産がなくなります。

ニュースやネットで大きく話題になる暴落など、ほとんどの投資家が弱気になっていたら「仕込むチャンス」の時が多くある。

損失を許容できたら勝負しやすくなります、今のトルコリラ円でも8月の安値より1円下にストップを入れて勝負。

ストップをずらさない限り損失がしっかり計算できるので、リスクが少なく大きく狙えます。

10日前に書いた記事ですが、トルコリラ円の低リスクエントリーについて書いています。

週間為替予想トルコリラ 買うなら今が低リスクでチャンス!ドル円下落に希望の光!

長期投資に限らず見通しをたてることは重要で、見通しや予想があたると楽しいし嬉しくなりエントリーにも自信がついてきます。

FX初心者の方はスワップポイント目的の適当な塩漬け投資ではなく、しっかり戦略をたてるトレードをしてみてください。

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